かつて、携帯電話が一部の人にしか使えない代物だった時代もあったが…そんな事は過去の話である。
もし、携帯電話よりも優れている機械が出ていて、なおかつそれを用いて人が日常生活を営んでいたら…
このお話はその「もし」を描いた物語である。
西暦2058年…未だにモビルスーツどころか、人型ロボットさえ出来ない世界。
だが、人々の生活水準は上がっており、人類の約90%がある端末を所持していた。
それは「パーソナル・ターミナル」通称"PET"。
PETは携帯電話よりも一回り大きく、多少重い物である。
そんな物が何故携帯電話を差し置いて人々に所持されるようになったのか?
その理由は擬似人格型プログラム「ネットナビ(以下ナビ)」によるあらゆる操作の簡略化であると言える
初期のナビはステレオタイプなロボットのような物が多かったが…(それでも当時は斬新な物であった)
しかし、技術の進歩は早いもので、様々な形態のナビが生まれ、高性能のAI等のプログラムが開発されるようになり、PETの普及率は年を追うごとに増えていったのだった。
PETとナビが普及するにつれ、インターネットは以前よりも身近な物になったのだった。
だが、インターネットがより身近になる事でネットを用いた犯罪が容易になってしまったのもまた事実。
そこで、政府はある組織を設立する。その名も「電脳専用特殊機動隊」通称「電脳機動隊」
ネーミングセンスはともかく、その実力は折り紙付きで、あっと言う間にネット犯罪者に対する脅威となった。
しかし、それでも力のあるネット犯罪組織は彼等に抵抗し、自らの野望を果たさんとする者達が居た。
その中で最も力のあるネット犯罪組織「黄色い馬」は自分たちの力を示さんとばかりに犯罪行為を行っていた。
電脳機動隊もこれに対抗するが、彼等のしつこさとすばしっこさには電脳機動隊も手を焼いていた。
「黄色い馬」は次第に活動範囲を広げ、それは島袋町という大した事件も起きなさそうな町にまでおよんでいった。
彼等はこのなんの変哲も無い町を拠点に自らの組織の脅威を示さんとしていた。
しかし、彼等はまだ気がついていない。この町には複数のイレギュラー要素が存在している事を。
そして、その要素がただの少年少女とそのナビである事にも気がついていない。
そう、この物語は少年少女とそのナビが黄色い馬の起こすネット犯罪に立ち向かう物語である!
以下要約
少年少女達(あとなんか凄いプログラム)が犯罪組織と戦う物語である…!